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ねえねが大好きとは
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ピコピコピコピコ.....目覚ましが静かになりはじめた。

日曜の朝である。ここは、18歳のさとると19歳の姉めぐみの二人暮らしを始めた部屋。

ベッドの一つが動いて青年の頭が起き上がった。きらきら光る窓のほうに顔を向けて、
すぐにそむけた。

「ふあああ。(朝日がまぶしいなあ。アギトの録画は終わったかな。)」

「あ、ねえね。」

窓の側の絨毯の上に大股を開いてうつ伏せに寝ているめぐみがいた。そばにグラビア
雑誌が散らかっているようすから読みながら寝てしまったのは間違いない

それもなぜか上半身はTシャツで下はパンティのまま。

「(ピンクのパンツ履いてたのか。ぶっとい足だなあ。)」

太ももを視線でたどっていくと、お尻の弛んだ肉がパンティの脇からこぼれていた。

「ねえねって女だったんだよな。うふ。でも、気持ち悪いな。(布団をかけてあげよか?
。。でも、意識しているみたいに思われるのも嫌だし。。) ほっとこか。」

さとるは、ベッドから下り、めぐみの足をまたいでキッチンに入った。

「(コーヒーを入れよう。あれ、ポットにお湯がないよ。昨日入れたのに。)(しょうが
ないなあ、カップに水入れて、電子レンジで30秒っと。)」

「(やっぱりグラタン入りのスープにしよう。。)」

「あ、減ってる。。(おれの大事なオニオンスープ飲んでる。あ、あ、あ3つも。。)」

「ねえね!!」大きな声が出てしまった。

「ふああ?」甲高い声でめぐみが寝返りをうった。結局パンティの前っかわが朝日に照
らされて光った。めぐみは動いていはいるがまだ目が覚めない。

「(おいおいそれはないだろう。) 透けてるよ、毛が。。」

「(タオルケットを、かけてっと。)」

さとるがめぐみのベッドからタオルケットをとって近づくと、めぐみはぱっちりと目を
開けた。。

「あ、いやねえ、エッチ。」
「そんなところでパンツいっちょで寝てるほうが悪いや。」
「知らないわよ。シャワーいってこっと。」
「そんなんだから、いつまでたっても彼氏できないんだよ。」
「ほっといてよ。あんたに言われたくないよぉだ。」

バタンめぐみは、シャワーを浴びに浴室のドアを閉めた。起きるなり威勢のいいもの
である。

さとるはキッチンに入り、最後にのこったオニオンスープをカップに開けて、電子レ
ンジで沸かしたお湯を注いだ。おいしそうないい香りが部屋に立ち込めた。

食卓の椅子に座り、一口すすった。なんとなくこの姉と暮らしているといらいらする
ことが多い気がした。

「ひとりになりたいな。でも一人で部屋を借りるお金ないし。。」

「そうだ。この変なねえねのことを本にしよう。そしたら、売れて、部屋が借りれる
ようになるかもしれない。」

さとるは自分が浪人生であることも忘れて、食卓に置いてあるワープロに向かった。

「へ・ん・な・あ・ね。。。。変な姉」「あ・ね・の・ピンクのパンツ」

しまらないねえ、と思いながらカップに手を延ばそうとしたそのとき、浴室のドアが
開き、上半身裸のめぐみが飛びだしてきた。

「さとるぅ、バスタオルとってぇ」少年の胸にさかずきを2つかぶせた程度の小さなバ
ストだが、見せびらかすように今度こそ本当のパンツいっちょで出てきたのである。
羞恥心のかけらもない。さとるは呆れ返って、バスタオルを渡した。

「(やっぱ、記念にはなるな。なんか書こ。)」

さとるは書きかけのワープロの電源をあわてて切って、ブラジャーをつけているめぐ
みを理科の観察でもするようにじっと見つめていた。

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